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埼玉弁護士会所属の弁護士です。

調停・審判・裁判での服装

昨日離婚について解説した雑誌があればよいのに,という投稿をみかけたので,裁判所での服装について書きたいと思います。

 

特に家事事件の調停や審判では,あまり服装を気にする必要はないと思います。

待合室の大部分の方が,スーツではなく,私服です。

自由とは言っても,清潔感のあるシンプルな服装の方が印象がよいと思います。

服装は,人柄の印象に繋がりますので,どういう人柄に見られたいかを意識するといいと思います。

例えば,親権で揉めているケースで,一方の親がビジネスカジュアルのような恰好をしているのに対して,一方の親が金髪・よれよれの服・ダメージジーンズ・汚れたスニーカーのような恰好だと,前者の方が親としての適格性が高いという印象になると思います。

 

訴訟の場合は,当事者の方が裁判所に行くことはあまりありません。

訴訟で当事者の方が裁判所に行く場合は,和解の期日か尋問の期日くらいだと思います。

家事事件だと両期日ともに私服の方が多いように感じますが,民事事件だと尋問の期日はスーツの方が多いように感じます。

 

ご参考になれば幸いです。